床矯正についてのご案内

アゴの骨を健全に発達させることを第一に考え、なるべく歯を抜いたりや削ったりしない矯正治療法です。特にお子様の矯正治療をお考えの方は、一度ご相談ください。
どうして歯並びが正しくならないのでしょうか
- 歯とアゴの大きさのアンバランスから起こります。
- 歯が正しい位置に生えない、舌や唇などの悪習慣による外からの力が原因です。
- 上下のアゴがずれていることからも起こります。
アングルの分類

矯正医のDr.アングルは、上下のアゴの前後関係を3つに分類しました。上あごと下あごの関係を6才臼歯(第一大臼歯)の前後関係で判断します。下あごの6才臼歯が上あごの6才臼歯より、少し前に位置するのが正しいかみ合せです。
- 1級=正常な上下のあごの関係です。
- 2級=下あごが後ろに後退しています。見た目には『出っ歯』にも見えます。
- 3級=下あごか前に出ています。『受け口』とよばれる反対かみ合わせです。
反対かみ合わせ

右の写真は、咬み合わせが逆になっています。いわゆる反対咬合です。これは歯だけの問題ではありません。上アゴが萎縮した結果として、反対咬合になっているのです。萎縮した顔は上額骨を萎縮させて唇の形まで変えてしまいます。矯正治療は歯を治すだけではなく顔の育成に大きく関与しています。
上顎骨の発達
頭は頭蓋(とうがい)と呼ばれ、脳を守る神経頭蓋と顔をつくる顔面頭蓋に分かれています。神経頭蓋は、あまり成長しませんが、顔面袖経は大人になるにつれて大きく変化します。顔面頭蓋の70%は上顎骨です。咬む刺激で、上顎骨をいかに正しくは発育させるかで、一生の顛の形が決まってしまいます。